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入江あき子の県議会日記

日々の活動や想いを綴ります。

季節の花の写真(菜の花))

市民パワーで動かそう! 

9月18日(日)

長らくご無沙汰しております。

8月末に足首を捻挫、9月に入って喰いしばりによる歯痛が続き、
その後は風邪とアレルギー性鼻炎…と三重苦に悩まされ、
その日一日の仕事をまっとうするだけで精一杯の日々が続きました。
まだ全快とまではいきませんが、ようやくブログを書く意欲が出てきました。

先週11日(日)は、「ちば環境問題サミットin館山」に参加。
会派メンバーと千葉から高速バスで館山へ。

集会のテーマは、「千葉県内の残土・廃棄物をめぐる環境運動の現状と課題」
館山サミット1

千葉県の美しい山・川・海、そして地域を守り残そうと精力的に活動している
市民団体や地域住民がおおぜい集まりました。

主催者:環境ネットワーク安房の今西さん
館山サミット2

放射性汚染土問題を藤原寿和さんが報告し、続いて我らの山本友子が
千葉県内の残土・産廃の実情と残土条例を15分で報告。
コンパクトで分かりやすい話だったと会派メンバーからは高評価でした。

友子さんの報告
画面左の暗闇にかすかに見えるのが、山本さん

この他にもたくさんの団体の報告があったのですが、
何といってもお手本にしたいのは、鋸南町の方々の取り組みです。

黙っていても、変わらない!
黙っていたら、変えられない!
住民パワーが行政・司法を動かす原動力だと確信します。

鋸南町の報告
パワーポイントの画像は、鋸南町でのデモ行進の様子

この日は、鋸南町の皆さんもおおぜい駆けつけてくださり
久しぶりにお話しすることができました。
来月11日が行政訴訟の期日とのこと。
先に出された民事での差止仮処分の結果を千葉県は重く受け止め
対応すべきです。
この問題も引き続き注視していきます。

昨日17日(土)は、王子にある「北とぴあ」へ。

3・11甲状腺がん子ども基金設立記念シンポジウムに参加。
菅谷市長

とりわけ菅谷昭松本市長の基調講演を楽しみにしていました。

松本さんは、チェルノブイリ原発事故後、ベラルーシ共和国で甲状腺治療に
当たられ、現在は市長として福島原発事故後に被災した子どもたちを
受け入れる保養事業等を精力的に行っています。

今年7月にベラルーシを再訪され、チェルノブイリ事故から30年経った
現地での取り組みと健康被害の実態が語られました。
ベラルーシ共和国保健省母子部門部長、ゴメリ州保健局副局長に
よると、汚染地域居住の子ども(6~17歳)に対し、現在も継続して
年2回の定期検診を国は継続しているとのこと。
18%が健康だが、40%が慢性疾患にかかっているが、適切な治療が
国の負担で行われているそうです。
また、汚染地で生活を継続している18歳以上の住民に対しても
年1回の定期健診を実施、汚染地域に暮らす子どもたちに3週間の
被汚染地での保養を実施しているとのこと。

「国家は人々に背を向けてはならない」とワシリコフ医師の言葉を紹介。
「財政的に豊かでないベラルーシが国家予算で取り組んでいるのに対し
日本政府は無関心。これが被災地に寄り添うということなのか?」
と問題提起されました。

そして、現在の福島の子どもたちの健康・甲状腺がんについて
次のように語られました。

福嶋で見つかっている甲状腺がんについて、現段階では「自然発生がん」
と「放射線誘発性甲状腺がん」を病理組織学的所見や遺伝子解析によって
区別することは不可能。
したがって現時点で原因を特定することはむずかしい。
今後の経過を注視していくことが大切であり、疫学的事実の集積が必要。
国や県においては、定期検査等にもっと力を注ぐべきである。
福島県や福島県立医大による甲状腺検査の縮小の動きはおかしい。

チェルノブイリ事故の健康被害として、甲状腺がんだけではなく免疫機能の
低下、造血器障害、集中力欠如、体力低下等が報告されている。
非がん性の健康障害についても、その対応策が不可欠。

ベラルーシでは汚染地域に暮らす子どもたちの長期保養を国の予算で
行い、重視している。
3週間から1か月間、きれいな土地で生活すると汚染されたものが
排出され、精神的にも良い。

松本市では2011年8月に「信州まつもと子どもキャンプ」を行い
飯館村の子どもたちを受け入れ、現在は「NPOまつもと子ども留学基金」
をバックアップしています。

ご講演の終わりに、菅谷市長は「私の小さなつぶやき」という形で
私たちに語りかけられました。

〇チェルノブイリ原発事故による人の健康や生活環境等への影響は
 事故後30年経過した今もなお収束したとは言い難く、引き続き
 長期にわたる注意深い経過間作が不可欠である。
〇福島の事故は、わずか5年が経過したに過ぎない。
 チェルノブイリ事故後の汚染地の現状を教訓にして残念ながら
 国の対応に期待が持てない以上、国民ひとり一人が放射能災害に
 もっと関心を強め、子どもたちの未来を守るためこの国難に立ち向かう
 時が到来してきているのではないでしょうか。

続いてのシンポジウム
子ども基金シンポジウム

最後に、当基金の理事や呼びかけ人の方々がステージに登壇
子ども基金シンポジウム2

理事である河合弘之弁護士がユーモアたっぷりの弁舌で呼びかけました。

「いま私たちができることは基金にお金を出すことです。
被災地で甲状腺がんと診断され、悩んでいる家族は分断され
同じ境遇にある人たちと横のつながりも持てずに孤立している。
治療のための諸々の経済負担ものしかかっており、この基金を活用して
もらうことで、その存在が明らかになり、支援の輪も広がってきます。
いまお財布に入っている有り金全部出して帰ってください!」

河合さん・敦夫さん
右から、中村敦夫さん、菅谷昭さん、河合弘之さん

早速私も賛助会員になり、封筒にお金を入れて会場を後にしました。
国が動かないのであれば、地方から国を動かそう!
あきらめずに、市民パワーを集結させましょう!

ぜひ皆さんも下記のホームページをご覧いただき、ご協力ください!
   ↓
甲状腺がん子ども基金


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