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入江あき子の県議会日記

日々の活動や想いを綴ります。

季節の花の写真(シュウメイギク)

どうなる?中学校教科書採択 

先日、「県立千葉中学校や特別支援学校の教科書がどのように決まるのか?」という問い合わせがあった。
佐倉市の教科書採択の手続きは印旛地区の協議会で調査研究を行い、「この教科書がもっともふさわしい」という答申を市の教育委員会に伝えた後、教育委員会議で諮られ、教育委員の合議で決定される。
      
先週24日(金)に教育委員会指導課の職員に確認したところ、中高一貫校である県立千葉中学や特別支援学校の場合、なんと最終決定が教育委員会の「合議」ではなく、県教育長の「専決」事項として教科書選定が決定していることが分かった。
これまではてっきり複数の教育委員の間で話し合い、決定していると思っていたが、あにはからんや教育長の権限で決められていたというのだ。
 
この場合も他の採択地区と同様に教科書選定審議会という第三者機関で教科書の調査研究を行う。
そして、その結果を県教育委員会に報告し、その内容を「尊重」する形で教育長が教科書を決定し、その結果報告だけを教育委員会議で他の教育委員に伝えていたとのこと。
「教育長の専決にする理由は何か」と聞いたところ、「時間的にぎりぎりなので」ということだが、8月末日までにどの教科書にするのかを決定しなくてはならないのは、県内各地区もどこも同じ。万が一、教育長が審議会の答申にある教科書を「こんなものはだめだ。こちらにする!」とちゃぶ台返しをしないとも限らないのではないか?
  
現に東京都が都立中高一貫校や特別支援学校に「新しい歴史教科書をつくる会」系の教科書を選定してしまった前例がある。全国的にも県直轄の学校がターゲットにされている。
  
24日(金)本議会では「東葛地区にも千葉中千葉高のような中高一貫校をつくって欲しい」「千葉中からの進学者と他からの生徒の学力を比較すべき」「千葉中の環境整備をどのように整えてきたのか」等々の一般質問をした議員がいた。
県下に誇る優秀な人材を育てるべきだとの主張のようだが、あまりにも学校現場の状況を知らなさすぎるのでは?

今から3年前、県立千葉中学が千葉高に併設されたのだが、無理やり狭い敷地と学校施設に80名の中学生が詰め込まれた。と同時に、評価も高く歴史ある夜間中学が閉鎖されるという犠牲を伴うものでもあった。ちょうど同時期に長男も高校に入学したのだが、千葉中併設によるダメージを受けた。高2の終わりに中学校の体育館を建てるということで、部活動のテニスコートを一方的な報告のみでつぶされてしまった。
「せめて生徒保護者にきちんと説明し、代替案を示すなど責任を果たしてほしい」と当時申し入れたが、聞き入れられなかった。
その後、子どもたちは青葉の森テニスコートを借り、部活動を続けてはいる。息子によると、千葉中の子どもたちの多くは運動系の部活はできない環境にあるとのこと。賛否両論あろうが、私は受験エリート校という位置づけの県立中高一貫校は支持しない。千葉高は部活動を2つも3つも掛け持ちし、学生生活を大いにエンジョイしている生徒が多くいることが伝統だ。
そのためか(?!)、浪人生の割合も多いのだが…。
     
教科書選定の問題から目が離せないが、いずれにしても子どもたちが歴史・科学・文学などあらゆる分野での事実や真実を学び、自分の頭でしっかりと考える環境を整えることこそ、何よりも大切だと思う。

   

カテゴリ: 子ども・教育

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